目盛りメモリーズ(旧One Click Say Yeah 2020)

音楽、映画、その他日常の生活からはみ出たもの、または日常そのもの

1984年についての考察(1)

1984年とは一体、どんな年だったのでしょう。


Thirty years of Mac ads (1984-2014) - YouTube

appleの初代Macintosh 128Kが発売されたのが1984年です。

皆さん今でこそ平気で、さも当然のようにMacbookiPhoneiPadを持ち歩いては悦に入っておりますが、Macの歴史ははるか31年前にスタートしたわけです。

 

CM SONY 初代「ポータブルCDプレーヤー D-50」1985年/NENA - YouTube

SONY D-50カタログ 1984.11

SONYウォークマン自体は1979年の発売ですが、CDも持ち運べる時代となったのが
初代Discman(この響きが懐かしい)のD-50。youtubeでは1985年とうたわれておりますが正確には1984年11月です。

家電の流れで付け加えますと、このころはビデオデッキがいよいよ一般家庭に普及した時期でもあり、同じくSONYが開発したベータ規格が負けてVHSのレンタルなどが栄え始めた時期でもあります。ちなみに、当時のレンタルビデオは1本1,000円~1,500円程度だったと聞いています。皆さん今でこそ、DVD1枚100円とかで安価にレンタルしては悦に入っているようですが、30年前は1本借りるだけでも相当なものだったのです。

 


ロードランナーCM 1984年 - YouTube

あとはファミリーコンピュータ―の爆発的ヒットの目前に控えた時期でもありました。本体の発売が1983年、ソフトは9タイトル。1984年のソフトは上記ロードランナーなど20タイトル。1985年はあのスーパーマリオの発売など一気に69タイトルとなっております。

 

繰り返しになりますが、皆さんは今でこそ所有することが人間として当然、といわんばかりに生活に使われているこれらハードウェアの多くが、この時期に発表されていることは見逃せません。1984年とは、そういう現在につながる何かの始まりの時期であったのかもしれません。