目盛りメモリーズ(旧One Click Say Yeah 2020)

音楽、映画、その他日常の生活からはみ出たもの、または日常そのもの

誰の参考にもならない結婚式サウンドシート

私事ですが、本日結婚式を挙げてきました。
性格上、ここで「結婚について、熱い想いを、語る!」ような記事にはなりませんでしたが、せっかくなので披露宴で使わせていただいた曲とともに振りかえりたいと思います。
ちなみに、歌詞の意味とかは全く考えておりません。大事なのは雰囲気!

youtube貼りまくりなので重いですがご了承を。

 

<入場前>


Jim O'Rourke - Women Of The World (with lyrics ...

10年前だったらベタだったのかもしれないけど。選曲中に久しぶりに聴いて、EUREKAて相当ヤバい作品だったんじゃねぇのっていう。今の日本のアッチ系のルーツってもしかしてこの辺の作品なのかもしれませんね。

 

<入場曲>


The Crystals - Oh Yeah, Maybe Baby - YouTube

フィルスペクターやっぱどこかに入れたいなっていうのと、ペットサウンズ外してみた後のクリスタルズ。いわゆるウォール・オブ・サウンドっつーやつだ。

 

<乾杯>


SEPTEMBER / Earth,Wind & Fire - YouTube

ここは思いっきりベタに。勝手に結婚式の定番になっているけど、超良い曲ですよね。
ちなみにEarth,Wind & Fireは小学生の時に見てたイカ天で、アースウィンド&ファイターズっていう完コピバンドが出てて憶えました。

 

<新婦中座>


Love Generation ~ 幸せな結末- YouTube

別にラブジェネに思い入れがある、ってことではなく、妻が大瀧詠一ファンだったので。

 

<新郎中座>


Blur - Tender - YouTube

Blurの『13』は傑作。中座はクラモト君にお願いして、二人で手をにぎにぎして退席しました。クラモト君はテンダーっぽい。

 

<再入場>


《奇天烈大百科》开场动画- YouTube

ここは思い切りました。なんならコロ助の人形を挟んで3人で手をつないで入場しようかと思ってましたが、ちょっとヤバくなるかと思って曲だけ。ヤバいと言えば、歌っている守谷香(X JANANのTOSHIの元妻)は相当ヤバい方向に行ってしまいましたが...。キテレツ大百科のサントラはかなり分厚い良曲多いです。

 

<テーブルラウンド>

Dirty Projectors - No Intention - YouTube

Dirty Projectors、合うんですよね。是非結婚式の定番としてゼクシイに紹介されて欲しい。

 

<余興①>

いちょう並木のセレナーデ/小沢健二

bandless/メヒカブレスタンダードの堀川さんがまさかのオザケン。2010年に突如ライブツアーを行ったオザケンNHKホールのひふみよツアーには僕と妻で見に行ったんだけど、その2年後の「東京の街が奏でる」@東京オペラシティには、何故か妻と堀川さん2人で見に行っているという間柄。先日のいいともでも感じまたが、小沢健二には今でも共有出来る記号みたいなものが内包されてますね。

でもさすがに、この曲のチョイスは涙腺が崩壊しかけた...。

堀川さんはこの日、名曲「なごり時計(結婚式バージョン)」とbandlessでもカヴァーしてたthe zombiesの「This Will Be Our Year 」を歌っていただきました。

 

<余興②>


drawing4-5 - thorn - YouTube

私も参加したりしなかったりしているdrawing4-5の「いばら」。PVには出てない...

。こういうアコースティックな場が本来の姿なのではと思いつつ、そうはいかないのがdrawingの特殊性。
近々新作も完成するってよ!

 

<退場>


ドアをノックするのは誰だ? WHO'S GONNA KNOCK THE DOOR? - YouTube

そして最後に堀川さんと被るというミラクル。もう20年も前の曲なのに、人生最初で最後(のはず)の結婚式で2曲も流れるなんて、大変な作品ですよ。

 

この日の結婚式について一言感想を述べると、まったく飛んだサプライズも行わず、かなり王道を直進したタイムテーブルだったんですが、多分自分達に相応しい場所と、料理が美味しいという所を抑えれば、こんなにシンプルに素晴らしい宴を作ることが出来るという予想が大きく的中した一日でした。

 

ちなみに、会場は横浜、元町のヒルサイドガーデンという会場だったんですが、外見のちょっと古めかしい感じに反して、中身はとても配慮の行き届いた、アンティーク感があるとても素晴らしい式場でした。そしてここだけの話、かなりリーズナブル。

 

自分達は殆どレアなお願いもなく、手間のかからないカップルだったと思いますが、それでも毎週アレをやっているのかと思うと、式場の仕事に関わる人って本当に尊敬します。かなりその人の人生に踏み込んで行かないといけない仕事だから、少しでも違和感を感じると空気が淀む。ここの会場のスタッフも過剰な盛りつけがなくとても丁寧で1度も不安になることがありませんでした。

 

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と、いうことでとても大事な1日について久しぶりにはずかしげもなく描かせていただきましたが、ようやく落ち着いたのでこれからまた人生に何の得にもならないようなブログを再開することにします。